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Archicad27に新機能追加!新GDLエディタを使ってみた

2023.10.18

2023年10月、Archicad27が公開されました。
https://graphisoft.com/jp/press-releases/20231005-archicad27

今回は、Archicad27を使ってみて
GDLエディターに新しく追加された機能について紹介します。

1. GDLコマンドの予測変換機能

コマンドを一部入力すると、GDLコマンドが予測変換で出てくれるようになりました。
ARCHICAD26まではこの機能がなかったため、多くの使用者がVSCodeで作業しましたが
27からは、基本エディターでも楽に作業できると思います!

2. ダーク/ライトモード変換

基本エディタでもダークモードを使用できるようになりました。

<ライトモード>

<ダークモード>

3. 選択要素のオブジェクト自動生成機能(2D、3D)

Archicad27からは、gdlエディターの「平面図の選択に基づいて2D/3Dスクリプトを生成」を使って、選択した要素をGDLコードに自動生成できるようになりました。

26までは、メニュー>ライブラリとオブジェクト>選択内容を名前を付けて保存 の作業をしないと、コード確認およびオブジェクトに変換ができませんでしたが
27からはコード変換がすごく楽になりそうですね!

4. インデント

任意の個所でコードを折りたためるようになりました。

5. ミニマップ機能

長いコードでも、より早くコードを確認しやすくなりました。

6. 色

変数名、コマンドなど色区別ができて、コードを読みやすくなりました。

<既存GDLエディター>

<AC27のGDLエディター>

以上、ARCHICAD27を使ってみて、
GDLエディターの新しい機能について紹介しました。

皆さんも新しいエディターを使ってみてください!